オレゴンサンストーン-oregon sun stone-の意味
Oregon SunStone
1917年にアメリカのオレゴン州で発見された、
新種のサンストーン（※1）です。
発見当初は産出量が少なく滅多に採れなかった為、
あまり注目されなかったそうですが、
1980年に鉱床が発見されてからは、
世界中の注目を集めるようになりました。
通常よく見るサンストーンとは違って、
きめ細やかで上品なアベンチュリン効果（※2）がとても美しく、
その幻想的な輝きに吸い込まれそうになるくらい
本当に素晴らしい天然石です。
同じ仲間の石には、
ムーンストーンやラブラドライトがあるのですが、
その中でも特に評価が高く、
産出量も少ないため大変高価な石です。
石のパワーとしては「サンストーン」と基本的に同じですが、
オレゴンサンストーンは
「最高のリーダーシップをもたらす」
という効果もあるそうです。
※1 アベンチュリン効果
宝石の中に他の鉱物の細かな結晶が混ざり、
それに光が反射して輝く効果のこと。
オレゴンサンストーンの場合は銅が閉じ込められているそうで、これが素晴らしい輝きを生み出しています。
※2 サンストーン
ムーンストーンやラブラドライトの仲間で、長石という石に分類されます。
オレゴンサンストーンよりも内包物が大きく、ギラギラとした印象で、ダイナミックできらびやかな輝きです。
※サンストーンの持つ意味・・・「太陽の石」とも呼ばれています。
生きる希望や喜びを与え、前向きに人生を楽しむことを教えてくれる石と言われています。
石のものがたり・言いつたえ
古代エジプトでは国家の象徴「太陽の石」として崇められていたそうです。
また、オレゴンサンストーンと金を一緒にした護符を身につけると、夜の不安や恐れを取り除き、ネガティブなエネルギーから身を守ってくれるともいわれていました。
オレゴンサンストーンは、一昔前までは、ラテン語でオリーブを意味する「Olivine（オリヴィン）」という名前や、その他の名前で呼ばれていたそうです。（鉱物名は現在でもオリヴィンです。）
その後オレゴンサンストーンに統一され、その語源は明らかにはなっていませんが、アラビア語で宝石を意味する 「Faridat（ファリダット）」 が有力だろう言われています。
こんな方にオススメ！
・ネガティブな考えを追い払いたい時に。
・自分を肯定したい時に。
・ポジティブ思考になりたい方に。
・夫婦和合のお守りに。
注意
硬度は比較的ある方なのですが、衝撃には弱いので、ぶつけたりしないようご注意ください。
超音波洗浄機のご使用は避けましょう。
その他
地球の中心部の大部分を占めるマントルの主要成分は、ほぼオレゴンサンストーンと同じ成分で出来ているそう。。。！
火山活動などで地上に運ばれたものが、ゆっくりと結晶となり、それが採掘されているんだとか。
さらには、宇宙から落ちてきた隕石の中からも見つかることがあるそうで、なんともミステリアスな石です。
そんなミステリアスさとは裏腹に、オレゴンサンストーンのオリーブグリーンは、本当に爽やかで明るい素敵な石です＾＾
特に黄色みの強いオレゴンサンストーンはとてもキレイです。
原石自体が小さいものばかりなので、大きいサイズはとても貴重。
そのため天然石では小粒サイズがほとんどで、8mmを超える大きさのものは滅多に見かけません。