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使用している素材について

当店では、主に『K10』『K18』を使った商品が中心ですが、 他にもリーズナブルでアレルギーのおこしにくい『K14gf』や、ご希望があれば『シルバー』、『プラチナ』でもお作りすることができます。


※ご質問の多い「K10とK18の違い」については、下記のページで詳しく説明しています。
 ↓↓↓
『K10とK18の違いって?』

K14gf(14金ゴールドフィルド)

毎日違うアクセサリーを着けたいからリーズナブルな素材がいい!でもあまりにも安っぽいのは嫌。。
という方に一番のオススメ素材です。

金メッキより何十倍もの厚みのある14金の層で覆われた、14金ゴールドフィルドと呼ばれる素材です。
メッキ製品よりは変色しにくく、比較的長い間お楽しみいただけます。(金具の溶接部分など、一部変色しやすい個所はあります。)


(※定義・・・主に真鍮などの金属を芯として、総重量の20分の1にあたる5%以上の14金をコーティングした素材)


見た目にそこそこの高級感があり価格もリーズナブルなので、手軽に金製品を楽しみたい方向けです。
アメリカでは昔からポピュラーな高級素材であり、金高騰の今では、日本でも取り扱うショップが増えています。

表面は14金(18金メッキがかかっているものもあります)ですので、アレルギーのある方でも比較的安心してお使いいただけます。(※すべての方にアレルギーが出ない訳ではありません。)

【K14gfを使ってみた店主の感想】

◆見た目◆
表面はK14(もしくはK18メッキ)なので、安価なメッキ素材よりは高級感があります。
特にワイヤーだけで仕立てたピアスやペンダントトップがお勧めで、K10やK18と比較してもわからないくらいです。

ただ1つだけ残念なのは、K10やK18に比べるとチェーンの素材感がいまいちに感じます。
キラキラ感や上質感はそれほど悪くはないのですが、普段K10・K18ジュエリーを使っている方から見ると安っぽい印象を感じるかもしれません。

◆変色◆
変色しないとうたうお店が多いですが、実際に使ってみると変色します。
いろんな仕入れ先を試してみましたが全て同じ結果でした。

●ワイヤーはあまり変色しないので、ワイヤーだけで仕立てたアクセサリーは非常にオススメです。

●引輪などの金具は短期間で黒っぽく変色してきます。

●チェーンは、毎日使用するお客様でも、2年弱くらいは変色せず使えることが多いですが、汗をかいた後何もせず放っておいた時など、お手入れ状況によっては半年で変色する方がいらしたこともありました。

●全く使用しなければよっぽど環境が悪くない限りは変色しないので、毎日違うアクセサリーをつけたい方向きの素材です。ずっと同じものを愛用したいというお客様には、K14gfは不向きだと思います。

◆お手入れ方法◆
汗をかいた後や、黒ずみが気になってきたら、お手入れしましょう。
ぬるま湯に台所用の中性洗剤を混ぜて洗って頂くと、みちがえるようにキレイになります。
(研磨剤の入った磨きクロスは、表面の14金を削る行為になりますので使用しないでください。)

※洗ったあとは濡れたままにせず、ドライヤーを遠くからあててよく乾かしてください。
※パール、珊瑚、オパール、ターコイズなどの石は、洗剤を直接かけない方が安心です。

K10(10金)

一生使える素材が一番だけど、少しでもリーズナブルな方がいい。お手入れも好きだし、アレルギーも問題なし。
そんな方へのオススメ素材です^^

全体の42%の重量が金です。残りの58%には銀・銅などが配合されています。


金の高騰が続く中、K18よりリーズナブルな素材として取り扱うショップが増えています。
当店のK10は、K18より若干淡く、レモンイエローのような爽やかな黄色です。
色味は違いますが、高級感はK18に比べても遜色ありません。

安価な素材よりは変色しにくく、磨き直せば新品同様になりますので、一生もののアクセサリーとしてお使いいただけます。

◆お手入れ方法◆
基本的にはK14gfと同じお手入れ方法で大丈夫です。
汗をかいたり黒ずみが気になった時には、台所用の中性洗剤を使って洗ってあげてください。

変色しにくい素材ではありますが、使用状況によっては変色する可能性もあります。
洗っても落ちない場合は、磨きクロスで拭いてあげると輝きが戻ります。

K18(18金)

毎日身に着けられる、一生もののジュエリーが欲しい。
やっぱり18金が一番嬉しいですよね^^
そんな方にお勧めの素材です。

日本人の肌によく似合い、何より暖かみのある色合いがとてもキレイで素敵。
アレルギーも起こしにくい素材なので、安心して毎日使えます。

全体の重量の75%が金です。残りの25%はに銀・銅が配合されています。


100%の金(24金)だと非常に柔らかく変形してしまう為、銀や銅などを混ぜて強度を出しています。

あたたかみのある金の色合いがとても綺麗で、 アレルギーを起こしにくく、また変色にも強いので、 日本では昔から18金が一般的に使用されてきました。
毎日使えて一生ものの素材なので、ご予算が許すならば1番お勧めです。


※ピンクゴールドやホワイトゴールドは、銀と銅の配分を変えたり、 パラジウムなどの金属を配合して、それぞれの色を出しています。

◆お手入れ方法◆
基本的にはK14gfと同じお手入れ方法で大丈夫です。
汗をかいたり黒ずみが気になった時には、台所用の中性洗剤を使って洗ってあげてください。

変色しにくい素材ではありますが、使用状況によっては変色する可能性もあります。
洗っても落ちない場合は、磨きクロスで拭いてあげると輝きが戻ります。

SV(シルバー)

シルバーは制作上の理由から2種類使用しています。

●SV950:全体の95%が銀。残り5%は銅が含まれています。
●SV925:全体の92.5%が銀。残り7.5%は銅が含まれています。スターリングシルバーとも呼ばれます。
(100%の銀だと非常に柔らかく変形してしまう為、銅をまぜて強度を高めています。)

◆お手入れ方法◆
毎日つけっぱなしにしておけば、衣服で磨かれるので黒く変色しません。

空気中に放置しておくと徐々に黒く変色(「硫化」と呼ばれる現象)していきますので、 使用しない時はジップ付きのビニール袋などに入れて保管してください。
黒くなってしまった場合は磨きクロスで磨くと輝きが戻ります。

※変色防止の為に最終仕上げでロジウムメッキをかけることがあります。メッキをかけたシルバーには、磨きクロスを使用しないでください。